調べることを調べる(1) -- 本で調べた
まずは調べ方の本でよさそうなのを読んだ。
網羅分類手法のやりかたを丁寧に説明してくれている。
プロフェッショナルの情報術 なぜ、ネットだけではダメなのか?
- 作者: 喜多あおい
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2011/07/30
- メディア: 単行本
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自分はAmazonでレビュー数が多い&レビュワーの説明でピンときたのをチョイスすることが多い。勘とAmazonのレビューシステムにべったり依存していてあまり良くないなーと感じているが、他にうまい方法が思いつかなった。
本書ではどういう探し方をしているかというと、紀伊国屋のキーワード検索でとにかく関連書籍のタイトルリストを眺めて、ある程度ふるいにかけて図書館で大量に読む!という方法だった。リサーチャーおすすめの速読方法まで書いてあってなかなかヘビーな方法だ。
書籍→新聞→雑誌→インターネット→対人取材
という、この順番でソースにあたることが、非常に重要なのです。
正直プロの方法をすべて真似できない。本書の基本的な流れエクセルでまとめて、今の自己流と合わせて改善できそうな所を利用していきたい。
あとは気になったところの引用。
目の前を流れていく情報に振り回されないようにするには、情報をもっと自覚的に受け取らなければならないのだと思います。
その情報が自分にどのような影響を及ぼすのか、どんな感情を引き出すのか、そういうことを意識するのです。
ちょうど昨日、伊集院さんがEテレで「ある実験で、他人を殴っている映像を見ると、脳が嫌悪感の状態になった。しかし、『復讐のため』等の前提情報を付け加えた状態で同じ映像を見ると、脳は快感の状態になる。これって恐ろしい」と言っていた。
なんもと脳が動物的・反射的で頼りない話だ。これに抵抗するには情報を取り入れるときは自覚的でないといけないと感じる。しかし、感情があってこその人間だと思うので常時機械のように判断するのは難しい。逆に業者は感情を煽ることを積極的に利用しているだろうし、それにより一般人は常に感情が脅かされているように思う。
エロい気分じゃないのに、エロい広告見せられてエロい気分にされるのは悪い文明!
自分にあまり良い影響が無い情報・今必要じゃない情報は目をつぶってとにかく逃げ出して良いと思う。 訪問販売が100%いらないのと同じ判断で。