たつき監督降板事件のニコニコプレミアム会員数への影響
カドカワ社より決算 平成30年3月期 第2四半期決算短信が発表された。
Webサービス事業のうち、ポータルにおいては、有料会員「プレミアム会員」が当第2四半期末で228万人に減少 した一方で、「ニコニコチャンネル」の有料登録者数は64万人まで増加しました。
プレミアム会員数の変動
8月の短信発表のプレミアム会員数と比較すると8万人減となった。
決算 | プレミアム会員数 | 期間減少数 |
---|---|---|
11月短信 | 228万人 | 8万人 |
8月短信 | 236万人 | 7万人 |
5月短信 | 243万人 | 9万人 |
2月短信 | 252万人 | (過去最大を記録) |
今回発表されたプレミアム会員数がいつの時点で集計されたのかは不明。
決算の集計期間が~9/30までなので、仮に9/30時点の人数と考えると、
監督降板事件(9/25)の影響があった上での数字になる。
9/25日に解約している人たちのtwitter
事件の影響はあった?
今回の減少数は2月から継続している自然減と同程度の数のため、事件の影響は判断できない。
もちろん自然減が線形的に起こるはずもないので実際には複雑な力学が働いていると思うが、正直全然わからん。
少なくとも今回の発表内容では、自然減が下げ止まり底をついたとはまだ言えないのは確か。
今後は?
ニコニコのようなCGMでは少数の優れた人と多数のほめる人によって成り立っていると思うので、 人が減ると活気がなくなり、ますます人が減るような悪循環になりそうだ。
会社案内資料(2017/11/07更新)によるとプラットフォーム展開においてコンテンツ創出力・UGC創出力を事業戦略のエンジンにしているとのこと。
11/28のニコニコ(く)発表会でニコニコのCGMに再び熱が入るのか注目していく。